APOGEE OPTOCOM Co.,Ltd

企業社会責任

環境保護

環境保護
当社の環境への保護対策として、下記の課題が挙げられます。
1. 地球温暖化対策
2. 生物多様性の保護活動
3. CO2排出削減
4. フードロス削減
5. 省エネ・節水
省エネルギーについて

省エネルギーは単に収益面のコスト削減ではなく、省エネ法の遵守や地球温暖化などの環境問題にも大きく関わって来ています。電力需要設備効率の改善、省エネ設備の増強、高効率LED照明の導入など省エネ対策による環境負荷を低減し、技術革新への挑戦力を生み出し続け、当社の競争力を高め永続的な発展に繋げています。

エネルギー管理

台湾行政院環境保護署によりますと、2050年までに温室効果ガスの排出量を2005年の50%以下に抑えることを目標としており、低炭素社会への実現を目指しています。
当社は石油や石炭、天然ガスなど有限なエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、今後のエネルギーへの主な管理活動として、照明のLED化とスマート化、老朽化したエアコンやトランスなどの更新と制御のスマート化、空気圧縮機及びポンプのインバータ化と制御の最適化、高効率な設備の導入、機器待機時間の短縮、フォークリフトの電動化、自社が開発したエネルギーオンライン監視システムの導入と管理の精細化を推進し、エネルギーの使用合理化を図っています。

温室効果ガス管理

産業革命に伴い、生活や産業活動に消費するエネルギー量は増え続けており、エネルギーを作るための化石燃料の大量使用に伴って、地球温度が徐々に上昇しました。国際社会が地球温暖化による気候変動危機を強く感じており、当社は、温室効果ガスの排出量削減を重要課題と捉え、脱炭素社会を実現するため、省エネ対策やエネルギーの有効活用などを会社の運営活動に取り組んでいます。2019年度の炭素排出量は6,845トンであり、2018年度の7,295トンと比べ、年度比で実質450トンを削減しました。

水資源管理

企業活動による生ずる環境への影響は地球全体環境にも及ぼし、地球環境への保全は企業の存続と活動にとって不可欠な要件となっています。当社の環境政策に基づき、自主的・積極的に廃棄物やCO2を削減すると共に、有限な資源・エネルギーへの有効活用を図る等の環境保全活動を推進します。
冷却水設備における循環水の水質適正管理による給水量を削減し、工場排水の回収・再利用による取水量を削減し、化学溶剤などの不使用による水質汚濁物質の排出量を削減します。
当社の廃水は南部サイエンスパークが設置し、管理している汚染水処理場にて処理しています。

 グリーン製品

「脱炭素社会」,「高度循環社会」,「自然共生社会」という視野より、製品の環境配慮性の向上を図り、製品について、軽量化、有害物質の削減または代替、部品の効率的なリサイクルを推進しています。更に、ライフサイクルの観点より,原材料・部品調達、製造、流通、廃棄、リサイクルの段階に分けて、製品の炭素排出量に配慮しています。

グリーン製造
1. グリーン材料・原料の選択と使用することによるグリーン製品の管理と生産体系の確立を推進しており,有害物質を削減するまたは切り替えるために努力を重ねています。
2. 生産用純水精製過程で発生する排水のリサイクル、 製造過程で発生する廃水の回収再利用などによる水の利用効率を高め,水道水の使用量を低減しました。
3. 製造工程で低エネルギー機器やグリーン製造工法などを適用することによる製品のグリーン製造とグリーン生産を図っており、空気圧縮機やポンプなどのインバータ制御への採用によるグリーン生産を目指しています。
グリーン調達
1. 梱包について、環境にやさしい梱包材を求め、適用な梱包材と適正な工法による包装材料の無駄遣いを削減し、廃棄物の産出量を最小限に抑えています。コストの低減以外、開梱作業時間が短縮され,生産効率が上がりました。
2. 当社のグリーン調達について、グリーン製品を選択し、認可したサプライヤーから調達し、サプライヤーは規定された環境管理物質に合致する関連証明への提供は必要となっています。注文書に提供する材料が当社の要求する有害物質を含まない規範に合致することを求めており、新規調達・新規材料の場合、仕様書には必ず環境管理物質の使用禁止の要求を記載し、保証書・不使用証明書・原産地証明書・第三者証明書など書類への提出を強く求めています。
3. 厳格にサプライヤーに規範されている有害化学物質への使用限定または使用禁止を求め、主な原材料を定期的に第三者に検査依頼を行っています。パーツ材料承認について、厳格的な管理及び完成品への検査、系統化された管理メカニズムによる製品を国際法規、相関法令及び顧客の要求を実現しています。

 汚染削減・汚染防治

有害物質管理

EUのRoHS 指令公告以降、品質部署に専門担当者を指定し、各国関連法規や情報を収集、把握し、調達品への書類審査・確認、原材料への検査・確認を行います。全社製品がEUのRoHS 指令に遵守し、安全な製品を顧客に提供しています。
全社製品がEU有害物質使用限定指令、パーフルオロオクタンスルホン酸、オゾン層破壊物質、ハロゲン元素などへの制限を遵守しているによる新たな法令や顧客の有害物質管理の規定を効果的に把握することができ、顧客から信頼されています。国際法規の傾向へ注意を注ぎながら、EUの化学品ポリシー(REACH)に規定されている高懸念物質(Substance of Very High Concern、SVHC)への管理をしており、法規の要求を確実に遵守しています。

廃棄物管理及び回収再利用

科学技術の迅速な発展と人々が新技術への依存度アップによる有限な資源への利用量が増えることに従い、天然資源の枯渇や廃棄物による海洋汚染など問題が深刻化し、様々なリスクが生じています。当社は天然資源への消費抑制と高効率使用を重要な課題と認識しており、ゼロエミッション社会の実現に向かって、3R(Reduceリデュース・Reuseリユース・Recycleリサイクル)の取り組みによる排出への抑制、リサイクルへの促進を図っています。
当社は製造工程や手法などへの改善による生産活動に伴い排出される廃棄物の発生抑制や再資源化を推進し、最終処分量の削減及び廃棄物に関連する法令への遵守と廃棄物への適正管理に努めています。
一般廃棄物は清掃局により処理しており、事業廃棄物は事業廃棄物貯存清除処理方法に従い、政府が認可した民間業者に処理を委託し、購入先が回収するルートも設けています。

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